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インスタのエフェクト終了はなぜ?代替えアプリ6選も!

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2017年からはじまったエフェクトの開発・配布プラットフォーム「Meta Spark」が2025年1月14日(火)をもって終了すると2024年8月28日に「Meta Spark」の公式ページ上で発表されました。
SNSなどからは「インスタエフェクトがなくなるの無理!」「なくなったら私もう自撮りできなくなる」など悲しみの声が上がっています。

この記事では「インスタのエフェクト終了はなぜ?」「代替えアプリはある?」という疑問についてお答えします。

この記事でわかること
  • インスタのエフェクト終了の理由
  • インスタのエフェクトの代替えアプリ

それでは詳しく見ていきましょう。

インスタのエフェクト終了はなぜで理由は?

インスタのエフェクト終了はなぜなのでしょうか。
公式サイト「Meta Spark」では「インスタ利用者のニーズを最優先に考えた」結果であると書かれていますが、具体的な理由は明かされていません

下記のように説明されています(一部抜粋日本語訳)。

この決定は、消費者とビジネス カスタマーの将来のニーズに最もよく応えられると思われる製品を優先するという、当社のより大規模な取り組みの一環です。
引用:「Meta Spark」

文面から見ると、今後エフェクトに変わる機能が追加される可能性もあるかもしれませんね。

ここで注意したいのが、あくまでエフェクトの開発・配布プラットフォーム「Meta Spark」が終了する点です。
一般的企業やクリエーターらが制作したエフェクトが使えなくなるということで、Meta社独自のエフェクトは残るため、全部が使えなくなるわけではありません

ただ優れたエフェクトやこれまで気に入って使っていたエフェクトがなくなるのは残念ですよね。
次ではエフェクトの代替えアプリについて調査しました。

インスタエフェクトの代替えアプリ6選

インスタエフェクトの代替えアプリとして今回ご紹介するアプリは下記の6つです。
ぜひ自分に合うアプリを探してみてくださいね。

アプリ名 特徴 対応プラットフォーム
SNOW 美肌・美白機能、輪郭・目・鼻・口の調整、豊富なフィルターとスタンプ iOS/Android
Vivid Glam AI技術搭載、写真・動画の顔や体を補正、リップ・チーク・眉毛のメイク加工 iOS
PhotoDirector ナチュラルな美肌・小顔加工、パーツ・体型の調整、メイク機能、豊富なフィルター iOS/Android
Ulike 美白美肌機能、歯のホワイトニング、口角を上げる機能、豊富なフィルター iOS/Android
Beauty Plus 自動美肌・小顔加工、リップ色変更などのメイク機能、種類豊富なフィルター iOS/Android
Meitu 様々なメイク・加工スタイル、強めの加工、豊富なフィルターとフレーム iOS/Android

①SNOW

SNOW(スノー)は、自撮りを盛りたい女性に人気のカメラアプリです。
美肌や美白機能に加え、輪郭や目、鼻、口などのパーツごとに細かく調整が可能です。
特に目の角度や瞳のサイズ、目の縦横幅など、微細な調整ができる点が魅力です。自然な仕上がりを保ちながら、気になる部分を微調整して理想の顔に近づけることができます。

また、豊富なフィルターが用意されており、柔らかい女性らしいものからレトロなフィルム風まで多彩です。自分にぴったりのフィルターを見つけることができ、スタンプも可愛らしくてトレンド感があり、魅力を引き立てることができます。

ダウンロードは下記から行えます。
IOS(APP store)
Android(Google play)

②Vivid Glam

Vivid Glam(ビビッドグラム)は、AI技術を駆使した写真・動画編集アプリです。
簡単な操作で、写真や動画の顔や体を補正し、SNSで目を引く理想の姿に仕上げることができます。
また、リップやチーク、眉毛のメイク加工も可能です。写真と動画を一緒に投稿する際に、動画もおしゃれに仕上げたい方にぴったりです。

顔の加工では、小顔効果や顎、額、目のサイズ調整などの詳細な修正ができ、美肌効果やバーチャルメイクも対応しています。

ダウンロードは下記から行えます。
IOS(APP store)

③PhotoDirector

PhotoDirector(フォトディレクター)は、自撮りの美肌加工や小顔効果、顔のパーツ調整、体型補正が自然にできるアプリです。
自然な加工が可能なので、男性が使用しても違和感なく、清潔感のある印象を与えることができます。
顔のパーツ調整に加え、脚を長く見せたり、ウエストを細くしたりする体型補正も非常に自然に行えます。
さらに、便利なメイク機能が搭載されており、メイクがうまくいかない日でも簡単に修正できたり、トレンドのメイクを試すことができます。

ダウンロードは下記から行えます。
IOS(APP store)
Android(Google play)

④Ulike

Ulike(ユーライク)は、美白や美肌機能に加えて、パーツごとの詳細な調整が可能なアプリです(一部有料)。特に歯のホワイトニング機能があり、笑顔の自撮り写真をさらに輝かせるのに役立ちます。

また、広角効果が不十分な場合には、口角を自然に上げて素敵な微笑みを作り出す機能もあります。
フィルターの種類も豊富で、全体的にふんわりとした雰囲気を演出するものが揃っています。エモい加工を求める方には物足りないかもしれませんが、かわいらしく女性らしい仕上がりを目指す方には試す価値があるアプリです。

ダウンロードは下記から行えます。
IOS(APP store)
Android(Google play)

⑤Beauty Plus

BeautyPlus(ビューティープラス)は、自撮り加工に特化した人気のカメラアプリで、「スマート美顔」機能を使用すると、ツールバーをスライドするだけで簡単に美肌、小顔、顔の調整ができます。
面倒な細かな設定を気にせずに、手軽に理想の仕上がりにするのに最適なアプリです。鼻のサイズや目の大きさなどの個別調整も可能で、細かい調整が必要な方にも対応しています。

さらに、メイク機能も搭載されており、リップの色を少し変えたいときなどに便利です。フィルターの種類が豊富で、色味の調整だけでなく、キラキラした可愛いフィルターや、エモい光フィルターなどもあり、一味違った自撮り写真に仕上げることができます。

ダウンロードは下記から行えます。
IOS(APP store)
Android(Google play)

⑥Meitu

Meitu(メイツ)は、自撮り写真の加工だけでなく、メイクも手軽に行える便利なアプリです。多彩なメイクスタイルや加工オプションが用意されており、ワンタッチでお好みのスタイルを選び、調整するだけで完成します。簡単に美しい仕上がりを目指したい方におすすめです。

ただし、加工感が強めなため、ナチュラルな仕上がりを求める方は、輪郭やパーツごとに微調整できる機能を活用するのも良いでしょう。フィルターやフレームの種類も豊富で、トレンド感満載のおしゃれなデザインが揃っているので、ぜひ試してみてください。

ダウンロードは下記から行えます。
IOS(APP store)
Android(Google play)

インスタエフェクト終了の背景と理由

 Meta Sparkの廃止とその影響

インスタのエフェクト終了の背後には、Metaが提供していた「Meta Spark」の廃止が深く関係しています。このプラットフォームは、世界中のクリエイターたちがオリジナルのARエフェクトを作成し、共有する場として親しまれていました。しかし、Metaは2024年8月27日に「Meta Spark」の閉鎖を発表し、そのサービスは2025年1月14日をもって終了するとされています。この決定により、インスタ上で利用できた多くの人気エフェクトが完全に消えることになります。

MetaはARエフェクトを通じて多様なユーザー体験を提供してきましたが、プラットフォームの運営にかかるコストや技術更新の難しさが、サービス終了の理由として挙げられています。特に、ARエフェクトを日常的に利用していた多くのユーザーにとって、この決定は突然の驚きと失望をもたらしました。今後もInstagramの一部機能として公式エフェクトは残るものの、ユーザーが自由に選べるエフェクトの幅が大きく狭まることは避けられません。

なぜインスタはこの決定を下したのか?

MetaがARエフェクトを終了する理由として、コスト削減や技術面での負担が挙げられますが、背後にはより大きな戦略的な視点があると考えられます。ARエフェクトはこれまで広告やブランディングのツールとしても活用されてきましたが、インスタの収益モデルは広告を軸にしており、Metaとしてはさらなる収益化を目指すために新しい技術や方向性に注力したい意図があると推測されます。

また、ARエフェクトの多くはサードパーティ製であり、Metaの管理外で運営されていました。これがブランドの一貫性や品質管理に影響を与える可能性もあり、サービス終了に至った背景にはこれらの要因が複合的に絡んでいると考えられます。このように、今回の決定はMetaが次のステージに進むための選択とも言えますが、長年親しんだユーザーにとっては残念なニュースであることは間違いありません。

ARエフェクトコミュニティの歴史と終了への反応

エフェクトがInstagramに登場したのは、SNSの視覚的な魅力をさらに高める目的からでした。特に、個人だけでなく企業やブランドが広告活動やプロモーションに活用できる点で、ARエフェクトは非常に大きな役割を果たしました。クリエイターたちは自由な発想でエフェクトを作成し、世界中のユーザーがそれを体験できるというオープンなコミュニティは、Instagramの一つの象徴でもありました。

しかし、今回の決定はそのコミュニティの崩壊を意味しています。ARエフェクトを趣味や副業として制作していた多くのクリエイターたちは、プラットフォームの終了により活動の場を失うこととなり、特に技術やデザインスキルをアピールしていたプロフェッショナルにとっては大きな打撃です。一方で、これを機に新たなツールやプラットフォームに挑戦するクリエイターも増えており、新しい可能性が広がるきっかけになるとの期待も見られます。

こうした変化に対して、ユーザーの反応もさまざまです。一部のユーザーは「新しいエフェクトが使えなくなるのは残念だ」との声を上げていますが、一方で「代替アプリを活用してさらに個性的な加工を楽しめる」と前向きに捉える人もいます。エフェクトの終了は一つの時代の終わりを告げますが、それが新たなクリエイティブの幕開けにつながる可能性も秘めています。

インスタエフェクト終了がユーザーに与える影響

人気エフェクトが使えなくなる具体例

インスタのエフェクト終了により、これまで多くのユーザーが愛用していた人気エフェクトが使えなくなります。たとえば、動物の耳や鼻を自分の顔に重ねたり、光彩や星を背景に加えるようなものなど、誰もが一度は試したことがある定番エフェクトも対象です。これらは大半が世界中のクリエイターたちによって制作されたものであり、ユーザーにとってはインスタを彩る重要な要素でした。

特に若い世代に人気の「美顔補正系」エフェクトや、季節ごとにトレンドとなる特定のテーマを取り入れたエフェクトが使えなくなるのは、多くのユーザーにとって大きな痛手です。Instagramでの自己表現やコミュニケーションの手段として活用されていただけに、この変化は大きな戸惑いを生んでいます。Metaが提供する公式エフェクトは引き続き利用可能ですが、これまでのように多彩な選択肢がなくなるのは避けられません。

クリエイターへの影響:新しい挑戦の可能性と課題

ARエフェクトを制作していたクリエイターたちにも、今回の終了は大きな影響を与えています。これまで、インスタはクリエイターたちが技術やデザインのスキルを披露する場として機能していました。一部のクリエイターはエフェクト制作を副業や本業としており、その収益を得るための重要なプラットフォームとなっていました。

しかし、Meta Sparkの終了によってこうした活動の場が失われ、クリエイターたちは新たな挑戦を迫られることになります。一方で、これをきっかけに他のプラットフォームやアプリへと移行し、新たな市場を開拓するチャンスが生まれる可能性もあります。たとえば、独自のアプリを開発したり、写真編集に特化したツールで活動を続けるといった道が考えられます。

また、ARエフェクト制作は技術的な学びが多く、他分野への応用も可能です。この分野の経験を活かし、新たなクリエイティブ活動や収益モデルを模索する動きが広がる可能性があります。しかしながら、こうした変化に対応するには時間と労力が必要であり、すべてのクリエイターにとって容易な道ではありません。

既存投稿への影響:写真や動画はどうなるのか?

ARエフェクト終了後、すでに投稿されている写真や動画には影響がありません。過去にエフェクトを適用して投稿したコンテンツはそのまま残り、エフェクトが外れることはないため、過去の思い出が消えることはありません。

ただし、今後新しいエフェクトを使うことができなくなるため、加工したい写真や動画を投稿するには、別の方法を考える必要があります。たとえば、専用の加工アプリを使ってInsインスタに投稿する準備をするという手間が増える可能性があります。

このように既存投稿には直接の影響はないものの、ARエフェクトが提供していた簡便さが失われるため、ユーザー体験が変わるのは確実です。一部のユーザーは、これを機に「加工アプリを活用して、さらに高度な加工技術を磨くきっかけにしたい」とポジティブに捉えているようです。過去の投稿を見返すたびに、ARエフェクトがもたらした時代の記憶を懐かしく思い起こす人も多いかもしれません。

インスタエフェクト終了のよくある質問(FAQ)

エフェクト終了後、旧エフェクトは再利用可能か?

インスタのエフェクト終了後、旧エフェクトの再利用は基本的に不可能となります。これは、今回の変更がMeta Sparkのプラットフォーム廃止に伴うものであり、多くのエフェクトがサードパーティのクリエイターによって制作されたものであるためです。

ただし、すでに投稿済みの写真や動画に適用されているエフェクトが消えることはありません。そのため、過去の投稿が影響を受ける心配は不要です。たとえば、以前に動物の耳や星のフィルターを使用して撮影したストーリーや投稿はそのままの状態で残ります。これにより、エフェクトが適用された思い出の写真や動画を引き続き楽しむことができます。

今後は公式エフェクトのみが使用可能になりますが、これらは限定的なため、外部アプリを活用して加工する方法が主流になる可能性が高いです。

公式エフェクトと非公式エフェクトの違いとは?

公式エフェクトと非公式エフェクトの違いは、その制作元と管理体制にあります。公式エフェクトはInstagramやMetaが直接提供するもので、一定の品質とパフォーマンスが保証されています。一方、非公式エフェクトは世界中のクリエイターが独自に制作し、Meta Sparkを介して提供されていました。

非公式エフェクトの魅力は、その多様性とクリエイター独自の視点です。動物耳や季節をテーマにしたユニークなエフェクト、アート作品のような凝ったデザインなど、さまざまな選択肢がユーザーに提供されていました。しかし、今回の変更により、これらの非公式エフェクトはすべて利用不可となります。

一方で、公式エフェクトは今後も利用可能ですが、そのバリエーションは限定的であり、非公式エフェクトのような広がりは期待しにくいでしょう。この違いを理解した上で、代替アプリを検討するのも良い選択です。

代替アプリの利用に費用はかかるのか?

代替アプリの利用には、基本的に無料で始められるものが多くあります。たとえば、「BeautyPlus」「SNOW」「PhotoDirector」といったアプリは無料版が提供されており、初めてのユーザーでも気軽に試すことができます。

ただし、アプリの全機能を利用したい場合には、有料プランへの登録が必要な場合もあります。「BeautyPlus」では50種類以上の加工機能があり、無料版でも十分楽しむことができますが、さらに高度な編集や広告を非表示にするには月額料金が発生します。同様に、「PhotoDirector」では高度なレイヤー編集やアニメーション作成など、プロ仕様の機能を利用する場合には課金が必要です。

代替アプリを選ぶ際には、無料版で試用し、自分のニーズに合ったものを見つけることが大切です。また、無料版で十分に活用できる機能が揃っているアプリも多いため、費用をかけずに新しいクリエイティブな体験を楽しむことも可能です。

まとめ

2024年8月28日、Meta社は「Meta Spark」のサービス終了を発表しました。

このエフェクト開発・配布プラットフォームは2025年1月に終了し、SNSユーザーからは悲しみの声が上がっています。
本記事では、インスタグラムのエフェクト終了の理由や代替アプリについて詳しく解説しました。

Meta社によれば、エフェクト終了はユーザーのニーズに応えるための一環とのことですが、具体的な理由は不明です。
エフェクト開発・配布プラットフォームは終了しますが、Meta社独自のエフェクトは引き続き利用可能です。
記事では、代替アプリのそれぞれの特徴と機能も詳しく説明しました。自分に合ったアプリを見つける参考にしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。